2017年9月24日

ごあいさつ

我々保険業界で働く者にとって死というものは日常です。お客様がもしもの時に残されたご遺族のためにいくら残せばいいのかなど、日々コンサルティングをしております。そんな我々保険業界は2015年より金融庁の制度改定により規制が厳しくなり、加えて他業界からも保険業界に参入する企業が増えたことにより、保険販売の競争が激しくなってきました。また高齢者の方からは相続や生前整理、成年後見人の問題等、保険だけでは補いきれないいわゆる「終活」に対する要望も多く耳にするようになりました。

そこで単に保険を販売するだけではなく、相続、遺品整理等、今話題の「終活」をテーマに活動することによって、さらなる顧客サービスにつながると考えました。

一方で、宗教法人を取り巻く昨今の状況は、檀信徒の減少、寺院収入の減少で、お寺さんによっては建物、文化財の補修が困難になったり、法要・儀式が執り行えないという事業規模の縮小に見舞われるところもでてきていると聞いていました。

そこで、最近話題の終活と保険を組み合わせ、お寺さんと組む事によって、私たちの新たな活動領域となると考えました。配偶者に先立たれてしまったり、生涯独身というスタイルの選択をされている一人暮らしの高齢者が増加し、自分が死んでから周りに迷惑をかけたくないという、おひとり様が増えていっている状況や家族に自分の生きていた証を残したいという思いがあり終活はますます注目されるようになっています。このように考えているさなかに東山浄苑様の担当者の方との出会いがあり、そのお話をさせていただいたところ、お互いの得意分野を生かした活動ができるということで意見が一致しました。

人々の「こころ」をお救いになっている東山浄苑様とファイナンシャルプランナーとして人々の経済的な安心感を支え、その人の想いを形にする仕事をしている私たちが協業することで、お客様に真の満足を得ていただくことができると考えこの企画を考えました。

 

  • 終活の基本となる考え方

老齢になると「助け合う」ということが重要になってきますが、大きく分けて3種類、「自助、共助、公助」という考え方があります。
まず「自助」は自分で自分を守ることです。自分のことは自分でする。
次に「共助」は他人を助け、自分も他人に助けられることです。
最後に「公助」は、社会保障制度など、国や自治体から受けれらる援助やサービスです。
高齢者を支える現役世代が減っていることを考えると、公助でまかなえないところを共助や自助で補うことが求められています。

 

  • 終活パートナーとは

高齢者の方が人生の終末期をその人らしくいきいきと充実して暮らしていき、後悔なく人生を締めくくるためのお手伝いをする専門家です。相談者の生活に寄り添い、その方々の問題解決のための適切な専門家につなげるコーディネーターとしての役割、先の「共助」の一つとしての役割を担います。

また、パートナーは相談者の利益を第一に考え、相談者の老熟の尊さを悟り、訪れる老いを自分事として対応することが重要です。常に相談者に明るく接し、相手に合わせた思いやりのある対応を心掛けることが重要です。